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貞観政要

呉兢/著 守屋洋/訳 / 筑摩書房
2015/09/11発売
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唐代、治世の問題を真正面から取り扱い、帝王学の指南書となった『貞観政要』。幾多の戦乱を乗り越え、太平の世を現出させた太宗(李世民)が名臣たちと交わした問答を史家・呉兢が編纂。爾来、中国のみならず日本においても為政者たちが折に触れて立ち返る古典の地位を得てきた。「指導者の条件」「人材の登用」「後継者の育成」など、およそ組織運営に関わる人間なら必ず迷い、悩むであろう問題に古人はどのように臨んできたのか。本書には汲めども尽きぬ教訓が今も満ち溢れている。本文庫は明代の通行本(戈直本)を底本とし、全篇より七十篇を精選・訳出。

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虜人日記

小松真一/著 / 筑摩書房
2004/10/30発売
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太平洋戦争で、日本はなぜ敗れたのか。本書で説く「克己心の欠如、反省力なき事、一人よがりで同情心がない事、思想的に徹底したものがなかった事」など「敗因21カ条」は、今もなお、われわれの内部と社会に巣くう。そして、同じ過ちをくりかえしている。これらを克服しないかぎり、日本はまた必ず敗れる。フィリピンのジャングルでの逃亡生活と抑留体験を、常に一貫した視線で、その時、その場所で、見たままのことを記し、戦友の骨壺に隠して持ち帰った一科学者の比類のない貴重な記録。ここに、戦争の真実と人間の本性の深淵を見極める。第29回毎日出版文化賞受賞の不朽の名著。

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ファインマンさん最後の授業

レナード・ムロディナウ/著 安平文子/訳 / 筑摩書房
2015/09/11発売
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「僕は昔から、一番難しい問題が好きなんだ…そうやって自分を過大評価して、自分を夢中にさせるんだ」。ファインマンの語る言葉はいつだって魅力的。それは、彼が科学も人生もとことん楽しんでいたからだ。名門研究所にホープとして招かれ、ファインマンの同僚となった若き日の著者もまた虜になった。物理学に自分の居場所を見つけられずにいたムロディナウ。そんな彼を時に悩ませ、そして最後に勇気を与えたファインマンの言葉とは。「クォーク」の名付け親マレー・ゲルマンや、ひも理論の立役者ジョン・シュワルツなど一級の物理学者たちの様子も生き生きと描きだす珠玉のノンフィクション。

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茶の本 岡倉天心コレクション

岡倉天心/著 櫻庭信之/訳 / 筑摩書房
2012/06/06発売
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岡倉天心が英文で書いた主著三部作(付『東洋の目覚め』)を収録。「茶」の芸術と哲学を語り、日本文化の精髄を説く『茶の本』、日本の興隆は江戸期からの潜在力で、東洋文明の発揚とした『日本の目覚め』、「アジアは一つ」であり、孔子の中国文明もヴェーダのインド文明も日本に継承され開花したとする日本美術文化論『東洋の理想』。明治期の日本は、中国やインドともども西欧列強の圧迫に苦しんでいた。天心は西欧の力に対抗し、これらの著書で西洋思想に対する東洋思想の優位を説いて東洋の再生を宣言する。初版刊行以来各国語に翻訳され、欧米社会に大きな衝撃を与えた不朽の名著。

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中国の歴史

岸本美緒/著 / 筑摩書房
2015/09/11発売
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中国とは何か。広大な領土のなかに多様な民族と地域を含みながら、なぜ一つの国としてまとまっているのか。西洋や日本とも異なるその特質は、いかにして形成されたのか―。中国を理解するには、それを歴史的視野のもとで捉えることが欠かせない。本書は、初期王朝から現代にいたる中国史の大きな流れをあざやかに一望する。とりわけ、東アジア諸国との関係に重点をおいて中国社会のダイナミックな変遷をたどる一方、そうした時代の変化を超えて持続する特徴にも目を配ることで、その歴史の全貌を平明かつ立体的に描き出す。中国社会をより深く理解するための決定版入門書!

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江戸の想像力

田中優子/著 / 筑摩書房
1992/05/30発売
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`7

ニーチェ全集 2

フリードリッヒ・ニーチェ/著 / 筑摩書房
1993/10/30発売
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ギリシア的明朗性の背後には古代ギリシア人の運命的ペシミズムが隠されているのではないのか。「アポロン的なるもの」と「ディオニュソス的なるもの」の二つの世界観の対立と統一の原理によって、ギリシア悲劇の起源と本質を問う不朽の名著『悲劇の誕生』。新進の古典文献学者時代のニーチェが、音楽家ヴァーグナーの楽劇に天才の理想とドイツ文化再生の希望を託し、若き日の情熱を傾けて世に送り出したモニュメンタルな処女作である。本書のほか、『悲劇の誕生』の思想圏に位置する「ギリシア人の悲劇時代における哲学」「ホメロスと古典文献学」など遺稿諸篇を収録する。

`8

新編教えるということ

大村はま/著 / 筑摩書房
1996/05/30発売
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50年に及んで一教師として教育実践の場に立ち、退職後も新しいテーマを研究・発表しつづけている著者が、本当に“教える"ということはどういうことなのか、具体的な数々のエピソードを通して語った表題作「教えるということ」をはじめ、「教師の仕事」、「教室に魅力を」、「若いときにしておいてよかったと思うこと」を収録。プロの教師としてあるべき姿、教育に取り組む姿勢について、きびしくかつ暖かく語る。教育にかかわる人をはじめ、教育に関心をもつすべての人々、とくにこれからの社会を担う若い人々に贈る一冊。

`9

プルタルコス英雄伝 下

プルタルコス/著 村川堅太郎/編 / 筑摩書房
1996/09/29発売
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デルフォイの最高神官プルタルコスは、故国の栄光を懐かしみつつローマの平和を享受した“最後のギリシア人"であった。本書は、ギリシア・ローマの英雄たちをいきいきと描き、後世の人びとに広く愛読された古典的史書を読みやすく再編集した決定版である。本書には、「クラックス」「ポンペイウス」「カエサル」「キケロ」「アントニウス」の5編を収録した。

`10

唯脳論

養老孟司/著 / 筑摩書房
1998/09/29発売
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文化や伝統、社会制度はもちろん、言語、意識、そして心…あらゆるヒトの営みは脳に由来する。「情報」を縁とし、おびただしい「人工物」に囲まれた現代人は、いわば脳の中に住む―脳の法則性という観点からヒトの活動を捉え直し、現代社会を「脳化社会」と喝破。さらに、脳化とともに抑圧されてきた身体、禁忌としての「脳の身体性」に説き及ぶ。発表されるや各界に波紋を投げ、一連の脳ブームの端緒を拓いたスリリングな論考。

`11

意識に直接与えられたものについての試論

アンリ・ベルクソン/著 合田正人/訳 平井靖史/訳 / 筑摩書房
2002/05/30発売
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「あの苦しみはこの苦しみより大きい」、「これを欲するわたしとあれを欲するわたしとが衝突する」などと口にするとき、私たちは何を比較し、何を対立させているのか、ベルクソンは、人間の内的事象に固有の表現を、言語の限界線上に模索してゆく。感覚や情緒など互いに比較不能な純粋に質的な諸状態、それらが相互浸透する多様性、さらにその多様性が“持続"において展開する有機能組織化…。本書では、これらの考察を通じて、全く動的に再編された斬新な行為論・自由論が呈示される。『時間と自由』の通称でも知られるベルクソン第一主著の新訳。

`12

エロティシズム

ジョルジュ・バタイユ/著 酒井健/訳 / 筑摩書房
2003/12/30発売
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労働の発生と組織化、欲望の無制限な発露に対する禁止の体系の成立、そして死をめぐる禁忌…。エロティシズムの衝動は、それらを侵犯して、至高の生へ行き着く。人間が自己の存続を欲している限り、禁止はなくならない。しかしまた人間は、生命の過剰を抑え難く内に抱えてもいる。禁止と侵犯の終りなき相克にバタイユは人間の本質を見ていった。内的体験と普遍経済論の長い思考の渦から生まれ、1957年に刊行された本書によって、エロティシズムは最初にして決定的な光を当てられる。バタイユ新世代の明快な新訳で送る、待望の文庫版バタイユの核心。

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現代の古典解析 微積分基礎課程

森毅/著 / 筑摩書房
2006/09/29発売
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古典的な微積分の基礎課程を、見晴らしのきく小高い現代的な立場から眺め渡した、読みきり22講義。「不等号と論理」「極限と連続」「実数の基本性質」に始まり、「指数関数と三角関数」「収束の一様性」「曲線と曲面」を経て「複素変数関数」「フーリエ変換と超関数」「偏微分方程式」に至る、解析学メインルート。講義の最中、時折もらす森一刀斎のつぶやきは、濃い霧の中を行く初学者にとって、そのむこう、ゆるやかに広がる景色と地形を髣髴とさせる。「そうだったのか!」とひざを叩かせる、解析学の秘伝公開。

`14

翔太と猫のインサイトの夏休み 哲学的諸問題へのいざない

永井均/著 / 筑摩書房
2007/07/30発売
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哲学とは何よりもまず、好奇心と探究心に満ちた子どもの遊び場だ―。中学生の翔太と猫のインサイトが、「いまが夢じゃないって証拠は?」「心があるって、どういうこと?」「たくさんの人がいる中で、ある一人だけが『ぼく』なのはなぜ?」「死ぬって、どういうこと?」といった問いをめぐり対話する。「私」が存在することの奇跡性のほか、実在論や可能世界、正義原理、言語ゲームなど哲学の諸問題を取り上げ、自分の頭で考え抜くよういざなう。予備知識のいらない、「子ども」のための哲学入門。

`15

自分ということ

木村敏/著 / 筑摩書房
2008/04/29発売
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「自己」とか「自分」とは、私たち個人の内部的ななにものかだろうか。自分の「自」は「おのずから」の「自然」となり、また「みずから」の「自分」となり、両者の間で根源的な生命は躍動する。自己あるいは自分とは、私の内部にあるものではなくて、私と世界との、総じて人と人との「あいだ」にあるのだ。自己の自己性にかかわる危機として分裂病(統合失調症)や離人症を取り上げ、「あいだ」の時間性や、自己の「もの」的ありよう・「こと」的ありように光を当てる。著者の内面の歴史を背景に語られる木村哲学への最初の一歩。

`16

熱学思想の史的展開 熱とエントロピー 3

山本義隆/著 / 筑摩書房
2009/01/30発売
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「エントロピー」の誕生は難産だった。熱の動力をめぐるカルノー以来の苦闘をへて、熱力学はやがて第1法則と第2法則を確立し、ついにエントロピー概念に到達する。マクロな自然の秘密を明るみに出したそのエントロピーとは何か。「エネルギーの散逸」とのみ捉えられがちな誤謬を正しつつ議論は進む。第3巻は熱力学の完成とその新たな展開。マクスウェル、トムソンらの寄与とクラウジウスの卓抜な総合化、さらにギブズの化学平衡論により制約因子としてのエントロピーの本性が明らかとなってゆく。論文・書簡を含む多くの原典を博捜して成った壮大な熱学史。格好の熱力学入門篇。全3巻完結。

`17

創造的進化

アンリ・ベルクソン/著 合田正人/訳 松井久/訳 / 筑摩書房
2010/09/08発売
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生命は、「生の弾み“エラン・ヴィタル"」を起爆力として、不断の変形を重ねてきた。目的的ではなく、多様な方向に自由な分岐を繰り返す生命の進化の過程―それはわれわれの意識にも通じるものである。時間、意識、身体、記憶―超越論的存在を直観的把握によって解明しようとしてきたベルクソンが、さらに生命の根源へと思索を深める。刊行するや全世界で反響を呼び、生命概念を刷新するとともに、ベルクソンの名を高めることとなった主著。ちくま学芸文庫版オリジナル新訳。

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たのしい日本語学入門

中村明/著 / 筑摩書房
2011/04/08発売
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ことばは人を映し出すという。ならば日本語には日本人が映し出されているにちがいない。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」のように表面に主語が現れなくても自然に意味が通じる、「とりあえず」「ぼつぼつ」のように具体的に何をさすのかはっきりしない語が多い、ひらがな・カタカナ・漢字を併せもつばかりか外来語まで独自のものに作り替えて使ってしまう…。音声・文字・語彙・文法から、敬語や表現まで、日本語の知識を笑いながら身につける傑作入門書。

`19

高校生のための批評入門

梅田卓夫/編 清水良典/編 服部左右一/編 松川由博/編 / 筑摩書房
2012/03/07発売
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批評とはなんでしょうか。それは世界と自分をより正確に認識しようとする心のはたらきであり、みなさんの内部で日々“生き方をみちびく力"としてはたらいているものです―筑摩書房の国語教科書の副読本として編まれた名アンソロジー。どこかですすめられてちょっと気になっていた作家・思想家・エッセイストの文章が、短文読み切り形式でまとめられている。一般的な「評論文」のみならず、エッセイ・紀行文・小説まで含む編集が特徴。論文の読解や小論文の技術を習得するだけでなく、ものの考え方や感じ方まで鍛えることのできるワークブック。

`20

独裁体制から民主主義へ 権力に対抗するための教科書

ジーン・シャープ/著 瀧口範子/訳 / 筑摩書房
2012/08/10発売
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独裁体制打倒をめざす民主運動の戦略を網羅した、アラブの春、ウォール街占拠でも読まれた抵抗運動の教科書。

`21

荘子 内篇

荘子/〔著〕 福永光司/訳 興膳宏/訳 / 筑摩書房
2013/07/12発売
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現代人の疲れた心に沁みわたる、古代中国が生んだ最高の解説の哲学。人間の醜さ、愚かさ、社会の息苦しさから自由になりたいと願った荘子は、彼一流の人を喰った諧謔を武器に、世俗的な価値観一切をちゃかし、切り捨てていく。しかし、常識の世界と決別しただけでは絶体的な精神の自由を手にすることはできない。すべての苦脳は己の物差しでものごとを捉えることからはじまると考えた荘子は、自我を放棄し、大自然と合一する道を究めていく。「内篇」「外篇」「雑篇」全三篇のうち、荘子の思想をもっともよく伝えるとされるのが本巻の「内篇」。碩学二人の手による『荘子』訳注の決定版!

`22

荘子 外篇

荘子/〔著〕 福永光司/訳 興膳宏/訳 / 筑摩書房
2013/08/09発売
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「内篇」で展開された荘子思想のエッセンスを、会話形式による寓話や箴言の形にまとめた「外篇」。老子や孔子、列子など、中国の賢人たちによる精神の自由についてのハイレベルな会話も、福永・興膳両碩学によるテンポのよい訳で、楽しみながら理解することができる。「外篇」は荘子の思想が中国文化に与えた影響を知る上でも重要であり、たとえば“真の絵描き像"を論じた「田子方篇七」は美術史家によく引用され、「天運篇三」の“咸池の音楽問答"は、中国が生んだユニークな音楽論として知られる。「ひそみにならう」等、故事の由来がわかる話も多く、どこから読んでも楽しめる。

`23

荘子 雑篇

荘子/〔著〕 福永光司/訳 興膳宏/訳 / 筑摩書房
2013/09/12発売
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宋の詩人・蘇東坡が指摘するように、「雑篇」は成立年代が遅く、『荘子』が持つ強烈な思想性もやや薄められている。しかし、そのために文章の自由度は高く、全篇が人を食った痛快な物語が彩られている。例えば偉大な思想家・孔子さまも、その素行を改めさせようと説得を試みた盗人に、「二度とほざくんじゃねえぞ。てめえのいってる道なんざあ、からっけつの中身なしで、でまかせのうそっぱちよ」とやりこまれ、逃げ出すしまつ。漁父篇や盗跖篇、説剣篇、譲王篇など、文学作品として古くから親しまれてきた物語を、正確ながらも娯楽性を重視した、ゆかいな福永・興膳訳で読む。

`24

間主観性の現象学 2

エトムント・フッサール/著 浜渦辰二/監訳 山口一郎/監訳 / 筑摩書房
2013/09/12発売
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フッサール現象学のメインテーマ「間主観性の現象学」第2巻。本書では、自他の身体の構成から人格的生の精神共同体の構成まで、生活世界の根底とその全体に到達しうる現象学的分析が展開される。フッサールの人格共同体の構成分析は、人間の社会生活の具体的で歴史的な全体性を呈示し、のちのハイデガーやレヴィナスなどの真の関係性を喪失している孤立した実存の限界までも克服する。人格共同体の実現に関する構成分析はまた、日本における人格概念を基軸にする社会哲学の完全な欠落をうきぼりにし、日本の生活世界に根ざした社会哲学の構築を喫緊の課題として要請するだろう。待望の本邦初訳。

`25

官能美術史 ヌードが語る名画の謎

池上英洋/著 / 筑摩書房
2014/11/12発売
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恥じらいながら、生まれたばかりの透明な素肌を露にする愛の女神ヴィーナス、恍惚としてひとり横たわるマグダラのマリア、近代をとりこにした東洋の女奴隷たちの妖艶な姿態―西洋美術の世界を彩る美しいヌードが大集結。性のモラルの厳しいキリスト教社会で裸体を描くことがどうして可能だったのか?その多くが神話や聖書を題材とするのはなぜか?ボッティチェッリ描くヴィーナスのお腹が膨らんでいるわけは?いくつかの鍵を用いて読み解くと、魅惑的な姿に秘められた謎があざやかに浮かびあがる。カラー多数。200点以上の図版とともに楽しくアートの世界へ誘う極上の美術案内。

`26

物と心

大森荘蔵/著 / 筑摩書房
2015/01/09発売
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著者は現象の背後に実在を想定する二元論の仮構を否定する。そして自らが見て触れて感じている現実世界にどっしりと足をつけ、それを超越しているかのごときものをどう捉えたらよいのか問い進めてゆく。独自の哲学「立ち現われ一元論」のエッセンスが詰まった、大森哲学の神髄ともいえる名著。

`27

総力戦体制

山之内靖/著 伊豫谷登士翁/編 成田龍一/編 岩崎稔/編 / 筑摩書房
2015/01/09発売
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戦後のゆたかな社会は、「敗戦」という断絶によって突如もたらされたわけではない。現代社会の基礎は、多くが戦時の動員体制において形成されたものである。―こうした論争的な問題提起により、戦後体制の本質だけでなく、近代的な知のあり方そのものまでをも根底から問うた著者の代表的論考を、ここに精選収録する。戦時動員を通じた国民統合と社会の合理化は、いかにして実現されたのか。総力戦体制のもとで完成されたシステム社会は、どこへ向かうのか。近代から現代への変容を世界的な規模でとらえる枠組みを提示した本書は、新たな批判的社会理論を構想するために不可欠な礎である。

`28

古文研究法

小西甚一/著 / 筑摩書房
2015/02/11発売
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『古文の読解』の著者の代表作がついに文庫で登場!初版刊行以来60年以上受験生のバイブルとして君臨してきた、最強のベストセラー参考書である。おそろしく詳しく構造的、しかも読みやすく分かりやすい、教養と愛情にあふれた、まさに名著である。

`29

あそぶ神仏 江戸の宗教美術とアニミズム

辻惟雄/著 / 筑摩書房
2015/04/10発売
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いつの世も庶民はひたすらこの世の幸を追い求めるもの。その奔放な想像力にかかれば神様仏様といえどもこの通り、親しみ深く荒削り、すこぶるかわいらしく、ときには世にも怖ろしい姿となる。アニミズム的感性に裏打ちされた力強く鮮烈な表現は、正統的な宗教美術とは一線を画す、異次元の美の宇宙を形づくっている。妖怪となった器物=付喪神の饗宴、白隠や仙〓(がい)の不羈奔放な禅画、大らかな性器崇拝と春画との関わり、そして北斎の劇画の如き仏画と異形の滝…。「奇想」の発見で日本美術史を塗り替えた眼の革命家が、宗教美術のもう一つの水脈に分け入り、その核心に迫る。

`30

ルベグ積分入門

吉田洋一/著 / 筑摩書房
2015/08/08発売
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ルベグ(ルベーグ)積分は20世紀初頭に登場したまったく新しい概念である。従来のリーマン積分ではどこに問題があったのか、そしてルベグ積分を定式化するにはどんな基礎概念が必要になるのか。リーマン積分では扱いきれない関数の「反例」のほか、点集合論や測度論などの予備知識を紹介しつつ、丁寧に定理を証明していく。著者は『零の発見』で知られる名文家でもある。本書においても筆さばきは明快そのもので、叙述はまったく古びるところがない。名著のほまれ高い教科書がここによみがえる。

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